紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


「なんなんだよ…もう…。」

と、俺は華央璃ちゃんが消えた方をしばらく見た後、進行方向の後方、九州の方に向かい頭を下げた。


「華央璃ちゃんの親御さん…。生きて帰すんで、その時はきちんと話し合いをして下さいね…。」


そう呟いてから、頭を上げた俺は船内への戻ったのだった。


< 164 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop