紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


私は、そっと扉を閉めその場を離れた。


香織ちゃんの部屋に戻った私の目には、涙が溜まっていた。

「昌磨…香織ちゃん…遺していったでしょ…。【頑張って生きて】って…。」

私はベッドの上に倒れ込み天井を見上げた。


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