紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


「よっ、ショウ!!」

と、突然に背中を叩かれて振り向くと、ボサボサの髪をしたヤスが立っていた。

ヤスは俺と視線が合うと、

「外にお前の車が停まっているのを見つけてな…。このところ、姿は見ないし、携帯は出ないし…。49日過ぎて…ヤケでも起こしていないかと心配していたんだ…。」

と、俺の肩の上に手をのせた。

そっか…、心配してくれていたんだ…。
しかし、寝坊助のヤスがこんな早朝にコンビニにいるのは…。


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