紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


「どうした?」

ヤスが俺の思考の邪魔をして、思わず睨んでしまう。

「なんだよ…。」

少し狼狽えたヤスに、

「勝手にしろ…。その代わり、ちゃんと自分の分は買ってくれよ。こっちは無職なんだから…。」

と、俺は朝食のセレクトを再開した。

「ちぇっ…。」

という、ヤスの舌打ちを聞きながら…。



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