紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「別に…、謝る必要ないよ…。こっちこそ…、悪かったな。」

と、俺が言うと、

「じゃあ、謝らない!!それより、人に名前をきいておいて、自分は!?」

と、見事に態度を一変させた。


ここまで変わられると、呆れを通り越して、感心すらできる。


「何よ…、笑って…。いやらしい!」

と、華央璃ちゃんが睨むので、

「悪かった…。俺は、梅本 昌磨(しょうま)…25歳だ。」

と、名乗った。
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