紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「……早よ死ねよ。」


俺が考え事をしていたら、華央璃ちゃんから耳を疑う一言が…。


そうだよな…、ハッキリしない俺に愛想をつかしたんだな…。


「わかった…、俺はここで死ぬ…。華央璃ちゃんは…、理由を知らずに言うのは無責任だけど…、出来たら生きて欲しい…。」

と、運転席のドアを開け、外に出ようとしている俺の左手を華央璃ちゃんが掴んだ。
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