紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
俺は、生徒手帳を閉じてダッシュボードに仕舞うと、車外に出た。


「さむっ…。」

と、思わず身震いしてしまった。

九州と言えども2月の夜はやはり寒いんだな…。
あまり、ここまで来た意味なかったな…。

ため息をついて、吐いた息が白くなり、苦笑いしてしまう。


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