紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「はっ!?じゃ…。」

と、指差し俺に向かって頷いた華央璃ちゃんは、

「早くしなよって言ったんです。昌磨…黙ってばかりだから…。」

と、口を尖らす。


う〜ん、確かに女の子がすると可愛い仕種だ。
それにしても、いきなり呼び捨てかよ…。
ま、オッサンよりはいいけど…。

そうか、『早よしねよ』は、『早くしなよ』なのか…。

じゃあ…、さっきの言葉もあまり悪い意味ではないのでは…。


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