紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜



それなのに…。



ず〜っと日付は流れた先月、3学期最初で最後のテストが終わった放課後に…。

待ち合わせている、私の教室で待っていると、福田君だけが入って来た。

「繭美は?」

と、笑顔で尋ねた私に、

「繭美は…、正門の所にいる。」

と、福田君は、何故か周りをチラッと確認して答えた。
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