紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
その行為の意味を考える事なく私は、

「さては、ここにいる私を忘れて帰ろうとしたのね。打ち上げのカラオケって約束でしょ。」

と、立ち上がって教室を出ようとしたのだけど…。


福田君が後ろから、私の口を塞いできた。

「フガ…ムグモグガモゴ…。」

私は、満足な声を出す事が出来ないばかりか、羽交い締めの延長で口を抑えられていて身動きも満足にとれない。


何で!?


驚きの中の私に福田君は…。
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