紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
私の、自殺の動機を話し終えて、運転席の昌磨を見たら、ハンドルに頭を預けて肩を震わせていた。

何分も…、何十分も…。

私は、目を閉じて、昌磨の言葉を待つ事にした。


………………………。
昌磨…………………。
ありがとう…………。
そんなに……………。
私の事を……………。
思ってくれて………。
………………………。
苦労…………………。
してるでしょ………。
その優しさは………。
………………………。
昌磨はなぜ…………。
死にたいの…………?
………………………。
………………………。


< 54 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop