紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
4話 心から…〜かおりSide〜
【お兄ちゃん。
お兄ちゃんが、
これを読んでいる時、
私は……。
パパとママの所へ
いった後…。
お兄ちゃんを、
一人ぼっちに
してしまった時ね。】
「これ読んだら…怒る…かな…、うう〜ん、お兄ちゃん…優しいから泣いちゃうな…。」
私はサイドテーブルの上で、お兄ちゃんへの手紙…死んでしまったら…遺書…違うか遺言を、持っていた生徒手帳に書きながら呟いた。
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