紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
しばらくして、歩み寄った私に普段の笑顔を見せるお兄ちゃんが痛かった。



【謝る私に、お兄ちゃんは自分の力不足だって。私は悪くないって言ったよね。
あの時、私は決めたんだ。素敵な彼氏をつくってお兄ちゃんを安心させようって。
お兄ちゃんは、私の近くの男子にも、あゆちゃんみたいに気さくに声をかけてくれるから大丈夫と思ったけど…。
あゆちゃんは、お兄ちゃんが妬くって笑っていたけどね。】



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