紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜


「昌磨、ダメだよ。香織ちゃんのこの想い…念いを裏切ったら…。」

私は、駐車場から岬の部分まで全力に近い速さで走った。


私は、私の気持ちになってくれる人がいないから死のうと思った。

でも、昌磨は私の話を聞いて、心から泣いてくれた…。


その昌磨は、思ってくれる人だけでなく、思う人もいなくなって、この地へ来たんだろう…。
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