紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
そんな旅行の帰り道に、落石が香織達の車を直撃した。
両親は、即死だった。
香織は、生きて救出されたのだが、内臓の損傷が激しく、
「話ができるのが…不思議なくらいです…。」
と、主治医に言われたほどだ。
数日後に、息絶えてしまうまで、顔を出す俺に笑顔を向けてくれた。
バカ野郎…逆じゃないかよ。
そして…、そんな状況で、香織は俺に手紙を認(したた)めていたのだ。
・
両親は、即死だった。
香織は、生きて救出されたのだが、内臓の損傷が激しく、
「話ができるのが…不思議なくらいです…。」
と、主治医に言われたほどだ。
数日後に、息絶えてしまうまで、顔を出す俺に笑顔を向けてくれた。
バカ野郎…逆じゃないかよ。
そして…、そんな状況で、香織は俺に手紙を認(したた)めていたのだ。
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