紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
「こんな時期に…。」

と、俺は柵に歩み寄り花をよく見ようとした。

その時に、華央璃ちゃんにそっとこの花を差し出してみようかな…と、閃いた。

花束だと大袈裟だけど、こんな些細なプレゼントなら初対面でもいいかな?

なんて、考えながら、柵を乗り越え、足元に気をつけながら歩み、花の側で屈んだ時だった…。



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