紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
しちりん…七輪の事?
今、何で七輪が…。
寒いからとか?
それなら車の暖房があるし…。
と、言うより華央璃ちゃんがよく七輪なんか知って…。
そんな思考中の俺を、飛び上がらせる大声で、
「しちりん!!何で、私に生きて欲しいなんて言いながら、昌磨は死ぬわけぇ?!」
と、顔を上げて叫んだ。
その顔には、涙が流れた跡があり、新たな涙が澄んだ瞳から溢れ出ようとしていた。
今、何で七輪が…。
寒いからとか?
それなら車の暖房があるし…。
と、言うより華央璃ちゃんがよく七輪なんか知って…。
そんな思考中の俺を、飛び上がらせる大声で、
「しちりん!!何で、私に生きて欲しいなんて言いながら、昌磨は死ぬわけぇ?!」
と、顔を上げて叫んだ。
その顔には、涙が流れた跡があり、新たな涙が澄んだ瞳から溢れ出ようとしていた。