紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
俺は、そんな香織を裏切ろうとしているんだ。
自ら、命を絶つという行為で。
付き合っている人もなく、支えるべき人をなくした俺は喪失感で一杯になってしまった。
一周忌まで待とうとも思ったが、香織達の葬儀の時に聞こえた親族の声を思い出す…。
「年末の忙しい時に、年賀状だけの親戚の葬儀って…、迷惑よね…。」
こんな奴に送り出された、親、香織が不敏でならない。
そして、もう関わるのはゴメンだ。
だから…。
・
自ら、命を絶つという行為で。
付き合っている人もなく、支えるべき人をなくした俺は喪失感で一杯になってしまった。
一周忌まで待とうとも思ったが、香織達の葬儀の時に聞こえた親族の声を思い出す…。
「年末の忙しい時に、年賀状だけの親戚の葬儀って…、迷惑よね…。」
こんな奴に送り出された、親、香織が不敏でならない。
そして、もう関わるのはゴメンだ。
だから…。
・