【短】俺だけのお姫様
「俺も」


「へっ?」


「俺も、芽衣のこと好きだよ。この気持ちは、この先もずっとだから。」


「うん...」



「だから、永遠に俺だけの『お姫様』でいてくれますか?」


「-はいっ」


そして俺は手を差し出した。





今日は逆。




いつもは、芽衣から差し出す手を



今日は俺がさきに握る。


芽衣....




好きだよ。




-永遠に。





-END-
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