SAYONARAの味はどんな味?
考えてみたら、中学に入学して葵はテニス部、あたしは美術部・・・・・一緒に帰ることがほとんどなくなっていたことに気づいた。
朝は一緒に登校するけれど、お互いの話をするというより、学校の話題が多かった。
お互いは何でも分かり合えていて、あえて聞く必要もないような気がしてたんだ。
でも・・・・・違うのかな・・・・・葵の気持ちは違ったのかな?
「……ごめん…由愛…約束があって一緒には帰れないんだ…」
あたしと目が合った葵はそう言ってあたしから視線を反らした。
なんで?どうして?って思うけど口には出せなくて・・・・・。
葵とあたしとの間にはいつの間にか見えない距離が出来ちゃったのかなって思った。
視線を反らされたあたしはなんだかとても寂しい気持ちでいっぱいだった。
「そっかぁ…なら仕方ないね…」
朝は一緒に登校するけれど、お互いの話をするというより、学校の話題が多かった。
お互いは何でも分かり合えていて、あえて聞く必要もないような気がしてたんだ。
でも・・・・・違うのかな・・・・・葵の気持ちは違ったのかな?
「……ごめん…由愛…約束があって一緒には帰れないんだ…」
あたしと目が合った葵はそう言ってあたしから視線を反らした。
なんで?どうして?って思うけど口には出せなくて・・・・・。
葵とあたしとの間にはいつの間にか見えない距離が出来ちゃったのかなって思った。
視線を反らされたあたしはなんだかとても寂しい気持ちでいっぱいだった。
「そっかぁ…なら仕方ないね…」