ラブラブ☆レッスン
恋心を教えてください!
あれから、
毎日先生のところへ言っている。
先生への想いは
日に日に増すんだけど…
最近よく分からなくなってきた。
ただ、慣れないことして
ドキドキしてるだけで
恋ではないのかな、なんて。
「……く。」
それにしても
先生は私のこと
やっぱりからかってるだけなのかなー。
「おい、実紅!!」
突然の大きな声に
ふと我にかえる。
「はい!」
「さっきから呼んでたんだけど。」
ムスッとした顔で言う先生。
そう、今は
毎日恒例の放課後の時間だ。
「ご、ごめんなさい…。」
「最近、よくボーッとしてるよな。」
「え?」
やっぱりバレてた!?
「どうした?素直にセンセーに言ってごらん?」
先生は、
優しく本当に心配しているように言った。
思わずそんな顔に
キュンときてしまった。
「な、な、何でもないんです!」
「あれ?今度は顔が赤い。熱でもあるのか?」
そう言うと
先生はいきなり顔を近づけ、
私のおでこと
先生のおでこを
コツン、とさせた。
「〜〜〜ッ!?」
突然のことで
理解できない私。
先生はそっと離れると
意地悪な顔を見せた。
「なーんてな。ドキドキした?」
「や、やっぱりからかってた!先生の意地悪!」
やっぱり
先生は余裕なんだ。
からかってるんだ。
そう思うと切なくなる。
私はぎゅっと拳をつくり
下を見て俯いた。
すると先生は
いきなり顎に手をそえ
キスをした。