ラブラブ☆レッスン


先生の家に着き
インターホンをおした。


すると、
ガチャッと開いた扉から
スエット姿の先生が
姿を現した。



「おう、来たか。」



そう言って
私の腕を引っ張ると
ギュッと軽く抱き締めた。


「ちょ、まこ……?!」



抱き締められ
びっくりしたと同時に
先生の体温が伝わる。



「すごい熱じゃないですか!もう、いいから、大人しく寝てください!」



私が怒るように言うと
先生は、
力無く笑い
リビングのソファーに
ドカッと座った。



「実紅……おいで?」



もう…、
やっぱり先生には
敵わない。


私はゆっくり歩き
先生の隣に
チョコンと座った。


先生はそれを確認すると
私を除き混み
見たことのないような
優しい笑顔で笑った。



「会いたかった。」



なんだか、
熱でボーッとしてる瞳に
ほっぺを真っ赤に
染めている先生は
とても可愛くみえてしまった。


そんなこと言ったら
怒られるかな、
なんて思い
クスッと笑った。



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