向日葵を君に。
「…好きよ」
「オレだって好きだよ」
楓くんは私をより一層強く抱き締めた。
―でもね。
若いあなたは、こんなおばさんすぐ忘れて違う誰かとまた新しい恋を始めるわ。
それでいい。
それがいい。
「もう、帰ろうか」
・
・
「オレだって好きだよ」
楓くんは私をより一層強く抱き締めた。
―でもね。
若いあなたは、こんなおばさんすぐ忘れて違う誰かとまた新しい恋を始めるわ。
それでいい。
それがいい。
「もう、帰ろうか」
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