恋してHoney!?【短編】


それに、行かなかったらキミがどういう反応をするのかも知りたかった。




「あと…ね、元カレと寄り戻す気はホントにないからね。元々別れ切り出したのも私からだし」



そんな風に耳まで真っ赤にして言われたら、可愛いすぎ。



キミを食べちゃいたくなるよ。



まぁ実際は、教室でできるわけもなく。


ボクは必死に理性を保ち、放課後を迎えた。








そして、ボクは


頂点から奈落の底へ



一気に落ちる――……。




今、目の前に広がる光景。


それは、キミとあの男とのキスシーン。



ボクがいつもキミと帰るために待つ下駄箱。


そこで二人はキスしていた。

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