たらし!!~尻軽女の純愛~
只今9:10。
入学式は9:00~。
「バリッバリ遅刻や・・・・・きゃっ」
もーなに!!
こんなに急いでるときに。
向こうから走ってきた男の子とぶつかった。
「いったぁ・・・・」
「大丈夫ですか?」
そういって手を差し伸べてくれたのは
超美男子。
俗に言うイケメン。
茶色い長めのさらさらの髪に
175センチぐらいの
すらっとした長身。
大きい瞳。
細マッチョ(たぶん)。
「・・・・・・イケメン・・・」
「・・・・・は?」
イケメンに目がない
あたし・・・。