【派生小説】第三話 C案
 
「キレイだよ、殺されても……いや、殺されたらもう、君を見る事が出来ないから嫌だな」

「な、何を……」

戸惑う表情にも構わず続けた俺の言葉は……届いたのか?
彼女の戦闘態勢が崩れた。

構えていた両手が下り……ん?



「なんか、落としましたよ?」



血にまみれた、彼女のブーツの側にポトリと落ちたモノ。
 
< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop