恋心屋
ミツキさんは、ブランコから降りて、僕の真正面にきてまっすぐに僕を見てから言った。
「裕太さんと同じなんじゃないでしょうか」
「……そうかも、しれません」
「きっと、そうですよ」
「裕太さんと同じなんじゃないでしょうか」
「……そうかも、しれません」
「きっと、そうですよ」