コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
*秀太side*

「なあ、おまえどうすんの?」


浜に行く準備をしていると

栄一が聞いてくる。


「修旅中に、告るの?」


最近、栄一はやけに俺に告白を勧めてくる。


夏休みの合宿のことを話したからかな?

2学期に入ってから、やたらとだ。


「なんで?」

「ずっとこのままで終わる気ないんだろ?」


疑問系に疑問系で返された。


栄一は、相変わらずいろいろと交わすのが上手い。




「ないよ。

俺は、一番の友達になりたいんじゃない。」


実際、友達だとは思ってないし。



ベットに寝転がりながら

俺の方に寝返りをうつ栄一。



その表情は、相変わらず読めない。



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