コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「うわ!気持ちいね~」
「うん!しかも、水綺麗すぎ!!」
女子二人は、まるで小学生のようにキャーキャー言っている。
「おまえ、目がエロいんだけど?」
いきなり栄一にそんなことを言われた。
「は!?」
「綾菜ちゃんを見る目が、まるで俺みたいになってるぞ。」
「それ、自分がエロいって言ってんじゃん。」
「俺はエロい。
でも、男はみんな本心、俺くらいにはエロいもんだろ。
俺はそれを表面にだしてるだけ。
秀は、そういうの本心からないって思ってたけど
やっぱ秀も男だな。」
言ってる意味がよくわからない。
「要するに、さっきおまえが綾菜ちゃんを見ているときの目が危なかったってこと。」
げっ・・・・・
恥ずかしさで顔が熱くなり
栄一に指摘された不服さに顔がゆがんだ。
てか、あんな遠目でもわかるくらい俺はエロかったのか?
いや・・・・
決してエロい目で見てたわけじゃ、ないこともないけど。
それでけじゃないっていうか。
「違うって!単に見とれてただけだし!」
って・・・・・
俺、なに言ってんの?
自分の言葉にまた赤面した。