コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「っはあ・・・・・。」



少し肩をあげると
「ったく。」
とか言いながら自室に入っていった。



よし!

大輝が言うこと聞いた。



大輝の姿を見送ってから、わたしも自室に入って制服に着替える。




わたしたちは、親公認で中学から付き合ってる恋人通し。


高校にあがるときにわたしがどうしても同棲したくて親に頼んだら

わたしの親はすんなりOK。

大輝の親は、
「大輝を監視してくれ」
と逆にお願いされてしまった。


だからわたしは、今みたいに時々母親気分なの。



本当はずっと彼女でいたいけど
ふたりでいるためだもん!



ていうか、わたしが大輝といたいんだもん!!



いつだって一緒にいたいから
部屋だって、わけなくていいのに。


大輝が
『一緒の部屋はだめだ』
って言うんだよね;


理由は、いまだにわからない。









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