コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「別に、いいんじゃねえ?」
「・・・・っ!!!!」
言葉にならない声が聞こえた。
嬉しそうな息遣い。
驚きもまだ混じっている。
倉持の様子を盗み見て
満足感を得る。
「わたし、永山くんの彼女になってもいいの!?」
「うるせえな。」
「ありがとう!!!!」
照れた顔をごまかすために倉持を睨むけど
いつもどおり、俺の睨みなんてこいつには効かない。
嬉しそうに笑みをうかべ
何回も拳を握り締めていた。
そんなに嬉しいのかよ・・・・・・
うっすらと目には涙までんじいんでいる。
やっぱり、こいつ馬鹿じゃん。