コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
「俺は、まだまだ子供でいろんなことの責任をとることもできません。
収入があるわけでもないし、結婚できる歳でもありません。
まず、それを自覚しているってことを伝えます。」
そこで、一度父親が頷いた。
「その上で、綾菜と一緒に暮らすっていうことがどういうことなのかを
俺なりに考えてみたんです。
そして、これは同棲ではなく同居だと思いました。
つまり、一緒に暮らしますが、手はだしません、絶対に。
部屋もわけます。綾菜がなんと言おうと絶対分けます。
俺はまだ未熟だから、綾菜の今後すべてを背負える力はありません。
だから、ちゃんとした大人として認めてもらえるまでセックスはしません。」
俺は真剣に、目を見て言った。
相手も、なにも言わず俺を見ていた。
「俺も、できるかぎりバイトしようと思ってます。
両親たちに迷惑がかからないように頑張ります。
それから、なにより綾菜は俺が守ります!
火、水、人・・・・どんなものにも、綾菜を傷つけさせません。
俺が盾になってでも、絶対に綾菜を守ります。」
今まで両親が守ってきたように
俺が綾菜をすべてから守る。
「俺は、綾菜が好きです。
本当に、絶対・・・・大事にします。
だから、お願いします!!!
俺に、綾菜を任せてください!」
俺は、机に手をついて頭をさげた。