コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~
10th stage ~Final~
*綾菜side*
「綾菜ちゃん・・・・?」
放心状態で歩き続けるわたしを呼び止めたのは
聞き覚えのある、少し高めの優しい声だった。
「・・・・栄一くん。」
なみだ目のまま相手を見上げる。
「どうしたの?」
わたしの表情に驚き寄ってくる。
「なんでも、ない・・・・。」
わたしのことを好きだ、と言ってくれている人に
今回の事情を話すほど
わたしも人間終わってない。
「なんでもなくないでしょ?
また変な遠慮する・・・・。」
よしよし頭をなでてくれる手。
栄一くんって、ホント優しいなあ・・・・・・
そう思うと、また涙がでてきた。
そして、
そのままわたしは
栄一くんにすがり付いてしまった。
「綾菜ちゃん・・・・?」
放心状態で歩き続けるわたしを呼び止めたのは
聞き覚えのある、少し高めの優しい声だった。
「・・・・栄一くん。」
なみだ目のまま相手を見上げる。
「どうしたの?」
わたしの表情に驚き寄ってくる。
「なんでも、ない・・・・。」
わたしのことを好きだ、と言ってくれている人に
今回の事情を話すほど
わたしも人間終わってない。
「なんでもなくないでしょ?
また変な遠慮する・・・・。」
よしよし頭をなでてくれる手。
栄一くんって、ホント優しいなあ・・・・・・
そう思うと、また涙がでてきた。
そして、
そのままわたしは
栄一くんにすがり付いてしまった。