ほっこり短編集☆
ある日、いつもと同じ様に樹海へ向かうと、そこにいつも落ちているはずのお金が無かった。
その日から、樹海のお金が無くなり、拾うことができなくなってしまった。

ゲンさんは困り果てた。再び貧乏になり、昔の生活に戻ることを恐れた。

だが、同時に、昔を思い出した。ゴロウさんのあの優しい目を思い出した。

ゲンさんは、ふと、久々に顔を出そうかと考えた。
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