sweet memory 2
結局話は決まってあさってから預かることになった
あたしとちょうどお休みだった雅紀くんが空港へ迎えに行った
人懐っこい真子ちゃんは親から離れるのも簡単
泣きもせずバイバイって
「まだ意味わかんねーんだろうな 可哀相に置いて行かれてさ」
「そうだね」
真子ちゃんを 事前にいとこから借りた車のチャイルドシートに乗せいざ我が家へ
ふと雅紀くんが
「子供が居たらこんなんだろうな」
と つぶやいた
「ほんとだね 欲しいね子供」
「まー いつかは出来るさ」