sweet memory 2
百音と別れ 急いで家へと帰る
夜になり 雅紀くんも帰ってきて 今日の百音のことを話した
「翼も父親か?負けた気分だな」
ちょっと悔しそう
「そうだね」
そうだねしか答えられない
「ね 雅紀くん赤ちゃん欲しいよね?」
「当り前だろう!欲しくないやつなんかいるかよ!まさかお前欲しくないのか?」
「欲しいわよ!
ほしく・無いわけ・ないじゃん・・・」
大きな声を上げた雅紀くんの対して小声で返す
「あ・・・ごめん」
「ううん いいよ」
その時だった玄関のチャイムが鳴った