sweet memory 2



夜遅く実家へ帰り 両親に報告


浮気されちゃったって


お父さんはカンカンですぐに電話を掛けると言ったけど あたしは少しはあたしにも責任があるからと止めた


「もうあの家へは帰らなくていいから」


と 母は言ってくれたのだ





百音の結婚式あたしは実家から行った


席は隣同士だったけど披露宴の3時間の間は話をしなかった


「あの北海道から来た子は良く気が付くし働いてくれるから助かるよ」


と 専務さんが雅紀くんに言った


やっぱりほんとだったんだ


「いえ この辺の地形がわからないみたいだから皆さんに迷惑かけますね」


「いやいや 若いからすぐに慣れるさ」


こんな会話を隣で耳にする





披露宴も終わり あたしは真っ先に二人にあいさつを済ませ帰った
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