sweet memory 2


すると


「すみません」


と 頭を下げたのだ


やっぱり・・・


浮気したんだ


しちゃったんだ


父は雅紀くんを殴ろうと拳をあげた


「千春を試したくて」


意外な言葉に父も力が抜けたようだ


「最近の千春の態度にオレのことどう思ってんだろうと思って すると千春がわけわからないこと言い出すから売り言葉に買い言葉になって」


うそ…


「じゃあ 何もないんだな!」


「はい
オレは千春だけですから」



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