sweet memory 2


「わかったら雅紀くん千春を早く連れて帰ってくれ」


ばつの悪いあたしたち


父に追い返されたのだった



車の中で 何を話していいか解らず黙ってると なんだか笑いが先に出てしまった


「何笑ってんだよ」


「だってぇ~・・・」


「そうだ!このまま ちょっと夜景でも見にいく?」


「うん」


近くで夜景のよく見えるところへ車を走らせた



< 138 / 158 >

この作品をシェア

pagetop