sweet memory 2
「雅紀くん 言っておくよ 子供は男の子を作れよ わしが言っても説得力ないけど 女ばかりだったら味方がいないぞ」
みんな笑いだした
「プッ…
はい わかりました」
「もうひとつ お願いがある」
「はい 自分にできることなら」
「千春を幸せにしてやってくれ!泣かせないで欲しい いつも笑顔でいさせて欲しい」
父の言葉にまた涙するあたし
「わかりました」
「千春 お前にも言いたいことがある お前は雅紀くんに隠し事したり自分勝手な行動するな いつもふたりで話し合いをするように そして雅紀くんが疲れて帰っても明るく迎えて やっぱり家がいいって思われるようにがんばれ 母さんのように」