sweet memory 2


誰もいなくなった家でお花の仕事をやりはじめる


今回は翼と百音の結婚式のブーケ


水色のドレスを着るそうで


幸せそうに話す百音の顔が浮かんでくる


翼は結局シンプルに『結婚しよう』と言ったそうだ


百音はあたしに【人生の先輩】とか言って何でも相談してくるのだが・・・


こんなあたしではアドバイスするどころか こっちがカウンセリングが必要かもね


しばらくすると


雅紀くんからメールが入った


開いてみるのが怖い


そのままで携帯を放置した


嫌な予感がしたのだ 昨晩からの様子や朝 お義母さんとの絡み そして無視されての出勤だったから





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