揺るがない愛が 此処にほしいよ



―――……



「お疲れ様♪」



どるふぃんの横で座り込んでいたら

ナツが缶ジュース片手にやってきた




『…どうも』




水平線上に大きな夕陽が沈み始めている




人の声が、遠くなっていく




と同時に、波の音が近づいてくる




「どうした?」




急に話しかけられ、肩がビクついた


『…へっ?』


不意をつかれて変な返事をする




「寂しそうな顔してるからさー」



『そうですか?』





―…何でバレたのかな






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