[続]愛しき人
車、高速をとおり、サービスエリアに向かっていた。
そう、ここ。
海に浮かぶサービスエリア。
180度海に囲まれた大パノラマは来た人を魅了し続けている…
『きれー…』
「ほらっ。美咲離れるなよ。結構人が多いからな…」
『もうー。おこちゃま扱いしないでも大丈夫だよぉー』
「子供じゃないから心配なんだよ。オレの奥さん、ナンパされそうだし…」
『もう。私なんて、俊哉しか相手してくれないよ…もてないし…』
「相変わらずだな…お前のその鈍感ぶりは…」
『えっ??』
「効果音…それもだな…」
『もう…やだぁー。鬼課長が傍にいるみたいだよぉー』
「フッ。久しぶりに美咲の上司になった気分だよ…」
『プッ。俊哉ったら・・・・』
相変わらずの二人が相変わらずの会話をしている…
当の美咲は本当に自分はもてないと思っているから不思議でならない…
「やれやれ。新人や転勤者が来るたびに、オレは心配しなくてはいけないのか…そうしにきちんと課長として美咲を見ておくように言わねばならんな」
『どうしてよ。』
「美咲っ。頼むから自覚を持ってくれないかい?
美咲は本当にもてるんだ…会社内外から…
オレは課長時代それをやってほど見て、聞いてきた…
だから、少しでも早く、オレのものと言いたかったのも事実だ。
職場での美咲をオレは見ている事ができない…
だから尚…心配なんだ…
オレ以外の男が美咲に触れるなんて許せない…」
『もう。俊哉ったら…溺愛も程がありますよ…
大丈夫。これでも、俊哉の妻ですから…
まして、専務の妻に言いよる冒険心の強い社員はいないでしょう…』
「それもそうか…もし、言い寄られたら、オレの妻だって言うんだぞ!!」
『わかってます。安心して…愛してます…』
「オレもだ…みさき…」
そう、ここ。
海に浮かぶサービスエリア。
180度海に囲まれた大パノラマは来た人を魅了し続けている…
『きれー…』
「ほらっ。美咲離れるなよ。結構人が多いからな…」
『もうー。おこちゃま扱いしないでも大丈夫だよぉー』
「子供じゃないから心配なんだよ。オレの奥さん、ナンパされそうだし…」
『もう。私なんて、俊哉しか相手してくれないよ…もてないし…』
「相変わらずだな…お前のその鈍感ぶりは…」
『えっ??』
「効果音…それもだな…」
『もう…やだぁー。鬼課長が傍にいるみたいだよぉー』
「フッ。久しぶりに美咲の上司になった気分だよ…」
『プッ。俊哉ったら・・・・』
相変わらずの二人が相変わらずの会話をしている…
当の美咲は本当に自分はもてないと思っているから不思議でならない…
「やれやれ。新人や転勤者が来るたびに、オレは心配しなくてはいけないのか…そうしにきちんと課長として美咲を見ておくように言わねばならんな」
『どうしてよ。』
「美咲っ。頼むから自覚を持ってくれないかい?
美咲は本当にもてるんだ…会社内外から…
オレは課長時代それをやってほど見て、聞いてきた…
だから、少しでも早く、オレのものと言いたかったのも事実だ。
職場での美咲をオレは見ている事ができない…
だから尚…心配なんだ…
オレ以外の男が美咲に触れるなんて許せない…」
『もう。俊哉ったら…溺愛も程がありますよ…
大丈夫。これでも、俊哉の妻ですから…
まして、専務の妻に言いよる冒険心の強い社員はいないでしょう…』
「それもそうか…もし、言い寄られたら、オレの妻だって言うんだぞ!!」
『わかってます。安心して…愛してます…』
「オレもだ…みさき…」