[続]愛しき人
なぜか、専務のくせに、昼休憩になる少し前にやってきた。。。

「久しぶり・・・みんなどう??」

「「かちょ・・・専務・・・」」

「えっ…専務??何で???」
新人くんたちは驚いていた…まぁそうだろうね。

そんな新人くんたちに俊哉は
「今年の新人かな?   頑張るように…」

「「はい。専務ありがとうございます」」

「そんな緊張することはないよ。」


そこにに前田課長がやってきた…


「相変わらずのご登場ですねぇー。鳴海専務…」

「おー。お前も相変わらずだな…」

「剛腕ぶりはお噂で…」

「大したことはないさ。」

「それより、本日のご用事は?」

「そんなもんない。ちょうど、昼時間が空いたから…迎えに来た…」

「それは残念です。今日は会議ランチです

「なにぃー?何の会議だ…昼は休憩を取らせるようにしろ!!専務命令だ。」

「相変わらず、わがままを…そんなの無理に決まっているでしょう…
あとから叱られますよ!!」

「ったく。つまらん。」

「では、私とご一緒に…」

「はぁー。まあいいか…じゃ。お前らも頑張れよ…」


台風の様にきて、去って行った…

新人が聞いてきた…
「あっあのぅー…何で専務がここに??」

「まあね。専務になる前はここの課長だったから、前田課長の前任者」

「そうなんですか…知りませんでした…」


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