［続］愛しき人

私はエリ先輩と現在会議中で…
専務がここに来たことを知らなかった…

会議が終わったのが、夕方となっていた…


『ただいま戻りました…』

「お疲れ様でした…」

戻るとすぐに、えり先輩は次の会議に出席していた…
本当にタフだよね。先輩は…

『私がいないときになにかありましたか？』

長時間席を外した時には、必ず聞くことだったけど…

武田主任がとんでもないことを言っていた…

「とくに、仕事の事は何もないから大丈夫だったよ。でも…」

『でも、何でしょうか？何か…』

「専務が昼休憩にいらしたよ。」

『はぁ？？』

「迎えって言ってたから、ランチでもしようと思っていたんじゃないの？？でも、会議ランチだって言ったら…「休憩をとらせろ！専務命令だ！！」って前田課長に言ってたよ…無理だって話になり、課長と一緒にランチに行ったみたい…」

『すいません。ご迷惑をおかけしました…ﾍﾟｺﾘ』
何しているのかしら…まったく…子供みたいに

「僕は何も。迷惑じゃないよ。久しぶりに楽しかった…あとは課長から聞いて…」

『はい。そうしてみます・・・』