[続]愛しき人
いよいよ、臨月!!
今月はいつ生まれてももう、大丈夫な大きさになってきているからと先生が言っていた…
もちろん、仕事は先月で産休を取っていた…退職するように言われたけど…とりあえず産休扱いにしてもらった・・
会社は順調だった…
俊哉も余裕ができたのか、この頃は早く帰ってきてくれる…
俊哉が傍にいるだけで、安心した…
そして運命の日を迎える…
出産予定日よりも一週間早く、
雲ひとつないような気持のよい朝のこと。
俊哉が会社に行く準備をしている間に朝食を作っていた…
『あれっ…なんだか、おなかが張ってきた…でも、初産は予定日より遅れるって言うし…何だろう?』
のんきに考えていたのだけど、その痛みはさらに増していった…
『とっしぃや・・・たぁすけてぇー』
痛みが増していた…
そんな状態の私をみた俊哉は急いで、私を抱きかかえ、車で病院に向かった。
途中で一之瀬と鳴海の家に電話を入れておいてくれていた…
痛さで顔がゆがむ…
「みさきっ。しっかりしてくれ。大丈夫か…どこが痛い?」
俊哉はどうしていいものかおろおろしていた。
いつも堂々として判断に迷いもない俊哉がこんなに動揺している…
一之瀬の両親が先に到着して、俊哉は父に言われていた。
「しっかりしなさい。まず座って…大丈夫だ。」
そう言っている父の目が泳いでいたのを私は痛みに耐えながら見ていた…
今月はいつ生まれてももう、大丈夫な大きさになってきているからと先生が言っていた…
もちろん、仕事は先月で産休を取っていた…退職するように言われたけど…とりあえず産休扱いにしてもらった・・
会社は順調だった…
俊哉も余裕ができたのか、この頃は早く帰ってきてくれる…
俊哉が傍にいるだけで、安心した…
そして運命の日を迎える…
出産予定日よりも一週間早く、
雲ひとつないような気持のよい朝のこと。
俊哉が会社に行く準備をしている間に朝食を作っていた…
『あれっ…なんだか、おなかが張ってきた…でも、初産は予定日より遅れるって言うし…何だろう?』
のんきに考えていたのだけど、その痛みはさらに増していった…
『とっしぃや・・・たぁすけてぇー』
痛みが増していた…
そんな状態の私をみた俊哉は急いで、私を抱きかかえ、車で病院に向かった。
途中で一之瀬と鳴海の家に電話を入れておいてくれていた…
痛さで顔がゆがむ…
「みさきっ。しっかりしてくれ。大丈夫か…どこが痛い?」
俊哉はどうしていいものかおろおろしていた。
いつも堂々として判断に迷いもない俊哉がこんなに動揺している…
一之瀬の両親が先に到着して、俊哉は父に言われていた。
「しっかりしなさい。まず座って…大丈夫だ。」
そう言っている父の目が泳いでいたのを私は痛みに耐えながら見ていた…