[続]愛しき人
俊哉と二人で相談をしたが・・・
現場を仕切っている前田課長の意見も聞いてみなくてはいけないと考え
課長も交えての微妙な話し合いとなった・・・
課長はどちらにしてもお二人の考え方に従いますとのこと・・・
俊哉に意見を言えるようなタイプじゃないよね・・・
私は、まだ短い期間だったけど、同じ退職をするかも知れないなら、後者にかけてみようと思った…
俊哉もそれに納得した・・・「さすがに俺の女・・・いや妻と知ったら、手はださないだろうよ」とのこと・・・恐ろしい・・・)
さほど長くもない話し合いの結果、社長が今ここにいる時点で課内に話しをすることとなった・・・
「ちょっといいか。みんな集まってくれ・・・」
「課長・・・どうしたんですか?社長まで一緒に?何かあったんですか?」
「いやぁ・・・今回きちんと話をしなかったから美咲ちゃんのことで上層部の愛人だとか・・・いろいろと回ったようなんだが…」
「やだ。課長・・・もう、そんなのみんな嘘だって分かってますよ。美咲ちゃん仕事できるし、きちんと実力でここに来たってこと」
「そうなんだか・・・もちろん美咲ちゃんの実力もあるのだが…」
グダグタ言っている課長に業を煮やし俊哉が口を開いた・・・
「みんな、前田課長が回りくどく言うから分かりにくいだろう・・・
はっきり言っておく。ここにいる美咲は俺の妻だ。美咲はこの部署にいたから、産休明けはこの部署に戻すことにした。それを言えば、私がこの部署似顔を出す理由もわかるだろう・・・以上だ」
「えっ・・・????え”-」
「俺、社長夫人にコーヒーとか言っちゃったよ・・・俺なんか美咲ちゃんとかなれなれしく呼んじゃってたよ・・・俺、コピーとか頼んじゃったよ・・・やばい」
みんなの不安な声が広がっていた。
その声にいち早く反応したのはみんなを驚かせている本人・・・
「あと、一言。当たり前なので言わなかったが、ここで仕事をしている美咲は、俺の妻としているわけではなく、社員の一人だ。ここでの扱いは前田課長に任せてあるので、仕事上で何も変わることはない。逆に丁寧に扱われたのでは、美咲本人が困るだろう・・・そのためにいわなかったのだから・・・
なので、そこで今ぼやいた君たち!!問題は何もない。今まで通りで。」
俊哉は言うだけ言うと、社長室に戻って行った・・・
現場を仕切っている前田課長の意見も聞いてみなくてはいけないと考え
課長も交えての微妙な話し合いとなった・・・
課長はどちらにしてもお二人の考え方に従いますとのこと・・・
俊哉に意見を言えるようなタイプじゃないよね・・・
私は、まだ短い期間だったけど、同じ退職をするかも知れないなら、後者にかけてみようと思った…
俊哉もそれに納得した・・・「さすがに俺の女・・・いや妻と知ったら、手はださないだろうよ」とのこと・・・恐ろしい・・・)
さほど長くもない話し合いの結果、社長が今ここにいる時点で課内に話しをすることとなった・・・
「ちょっといいか。みんな集まってくれ・・・」
「課長・・・どうしたんですか?社長まで一緒に?何かあったんですか?」
「いやぁ・・・今回きちんと話をしなかったから美咲ちゃんのことで上層部の愛人だとか・・・いろいろと回ったようなんだが…」
「やだ。課長・・・もう、そんなのみんな嘘だって分かってますよ。美咲ちゃん仕事できるし、きちんと実力でここに来たってこと」
「そうなんだか・・・もちろん美咲ちゃんの実力もあるのだが…」
グダグタ言っている課長に業を煮やし俊哉が口を開いた・・・
「みんな、前田課長が回りくどく言うから分かりにくいだろう・・・
はっきり言っておく。ここにいる美咲は俺の妻だ。美咲はこの部署にいたから、産休明けはこの部署に戻すことにした。それを言えば、私がこの部署似顔を出す理由もわかるだろう・・・以上だ」
「えっ・・・????え”-」
「俺、社長夫人にコーヒーとか言っちゃったよ・・・俺なんか美咲ちゃんとかなれなれしく呼んじゃってたよ・・・俺、コピーとか頼んじゃったよ・・・やばい」
みんなの不安な声が広がっていた。
その声にいち早く反応したのはみんなを驚かせている本人・・・
「あと、一言。当たり前なので言わなかったが、ここで仕事をしている美咲は、俺の妻としているわけではなく、社員の一人だ。ここでの扱いは前田課長に任せてあるので、仕事上で何も変わることはない。逆に丁寧に扱われたのでは、美咲本人が困るだろう・・・そのためにいわなかったのだから・・・
なので、そこで今ぼやいた君たち!!問題は何もない。今まで通りで。」
俊哉は言うだけ言うと、社長室に戻って行った・・・