[続]愛しき人
一週間…また一週間…

俊哉が一之瀬の家を訪れてから二週間が経過したある日のこと


兄からメールが届き、見せたいものがあると言ってきた…


鳴海俊哉の愛人についての報告書だった…

でも、その内容を見たとき、目を疑った!!

「うそっ!!」心で叫んでいた。。。

私は、あまりに予想もしてない内容に驚きを隠せなった。

こんなことが本当にあるとは信じられなかった。

兄は、父を急きょ自宅に呼び戻し、俊哉を呼んだ。

先に帰ってきたのは父だった…

父も内容を確認すると、兄にすべて本当なのか?と尋ねていた。

兄はうなずくと、父は目の色を変えた…

「バカな…こんなことをしてただで、済むと思っているのか?
お前、分かっているな。すべきことを…」

父の一言で、兄が電話をかけ始め、どこかへ出かけて行ってし待った。

そして事態が急変することとなる…



少ししてから、俊哉がやってきた。


父は、報告書を俊哉に見せた…


俊哉の顔はみるみるうちに変わり、目は怒りを表していた・・・

そして、その顔を見た父が、俊哉に告げた…

「今、あいつを行かせた。すべてあいつに任せろ。いいな。合法的にすべてを行うことにする。でなければ、一之瀬のプライドが許さない。いいな」

父の言葉で俊哉は少し落ち着きだした。

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