流れ星





    =カラオケにて=

 「ご注文はお決まりでしょうか?」

 店員の人が聞いてきた。

 「ウーロン茶でいい?」優君が聞いてきた。

 「う~ん。…やっぱりレモンティーにしょうかなぁ」

 「OK頼んでくるね!」

 なんで優君はあたしの隣にいっツも居るんだろぉ~?

 …あ~…みんないいかんじなのねぇ~ っであまった子が優君かな…?

 …っえ?でも何で??甲斐…はぁ?えぇ~何で美優と仲良しィ~???

 「頼んできたよ」

 「ありがとう♥」

 「優君優しいよね。」

 「あぁ~そんなこと無い。ホントは狼だから。」

 「そっかぁ~じゃあ今は獲物を油断させてるとこかぁ~」

 「うん。ワラ」

 「…否定しないんだねぇ~これはやばいかもぉ~。油断大敵だぁ~」

 「してもしなくても同じだよ。どっちにしろ食べちゃうから。ワラ」

 「…あたしそんなに簡単に落ちないよぉ~?」

 「じゃあちょっと本気でいこうかなぁ?」

 「いやいいです。…汗」

 「なーんで?何でも楽しまなきゃ♪」

 …何この人??めちゃ女慣れしてる!! 危険!!この人ちょお危険!!

 「ねえノノちゃんはどんな男がタイプ?」

 「…優しい人。」

 「それ俺じゃん!」

 「…でも優君俺様タイプじゃん」

 「そんなこと無いよ~?」

 「…嘘だ。」

 「嘘じゃないって。」

 「ウサン臭いよぉ~?」

 「そぉ? ホントだよ。」

 「…信じられない。」

 「別に信じなくてもいいんじゃないかな?

 だって本当に信じれる人なんてそうはいないよ。」
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