鈍感少女は訳あり少女



昼休みからずっと俊を無視し続けて今は家



「ただいま~…」


「おかえり」


家に帰るとお兄ちゃんが居た



「アレ?今日早いね?部活じゃなかったの?」


お兄ちゃんはサッカー部


俊もサッカー部に入るそうでよく覚えていた



「…サボり」


そう言ったお兄ちゃんはちょっと不機嫌だった



「…?


って、サボっちゃ駄目じゃない」


と、言いつつも私は心の中で喜んでいた


お兄ちゃんと一緒にいられる、と…


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